鋼の錬金術師(1〜17巻) 荒川弘 

 

荒川 弘 / スクウェア・エニックス
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錬金術は「等価交換」──
12歳で国家錬金術師の資格を取った天才錬金術師エドワード・エルリック。
二つ名は「鋼の錬金術師」
エドワードとその弟アルフォンスは元の体にもどるため「賢者の石」を探し求めて旅をする。
二人が向かうその先に待ち受けるものとは。

チビで気が強くて生意気な少年だけど、天才で努力家のエド。
そんな兄を心配しつつ、気は優しくて力持ち系のアル。
彼ら兄弟が「賢者の石」を求めて旅をする中
出会いあり別れあり。
そして陰謀あり。

少年漫画ですが扱うテーマは戦争だし、人の命だし
重たいんですよね。本来なら。
「賢者の石」の精製方法とか分かったときには
うはーと思いました。
しかしコメディ要素も織り込みつつ、前向きなキャラが多いので
暗くなりすぎず、読みやすいです。
作者が女性のせいか、手に職をもち働く女性キャラが多数登場。
主人公の幼馴染からして機械鎧技師ですからね〜。
少年漫画だけれど、女性の萌えポイントもつかんでるんで(笑)
アニメ化もされましたが、アニメはオリジナルストーリーになっていたし
オトメの萌えポイントをついていたようですが(無駄にエドが色っぽく見える(笑))
アニメで「ハガレン」を知った方もぜひマンガを読んでみてください。
また違う魅力です。

それからコミックスを買った方はちゃんとカバー下も見てみてくださいね!
荒川氏はほんとサービス精神旺盛なので、巻末のオマケ4コマだけでなく
カバー下も充実してますので(笑)