精神科に行こう! 大原広軌×藤臣柊子 

 

大原 広軌, 藤臣 柊子 / 情報センター出版局(1999/04)
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仕事でのストレスを抱え込み、パニック障害になってしまった著者。いくつかの治療法を渡り歩いた末にたどり着いたのが、精神科。そこは暗い、こわいという世間のイメージとは180度違うところだった。精神科ってどんなこと聞かれるの?クスリは大丈夫なの?いくら位かかるの?マンガと文章で楽しく分かり易く綴る爆笑通院体験記!

季節の変わり目とか精神が不安定になることはありませんか?
私はこれを読んで少し気持ちが楽になった人です。
こういう精神的なものって「自分だけがおかしいんじゃないか」とか「みんなに見捨てられてる」とかそういう精神不安が引き金になることって多いと思うのですけど(それが長期続けば鬱ってことですよね?)これを読むと「自分だけじゃない!」と思えるのでちょっと気持ちが明るくなります。
私の落ちこんだときのカンフル剤です(笑)
なんていうか、哲学の本みたいなのに「あなたは一人じゃないんだよ」とか「君は世間に必要とされてるん大事な人間である」とか書いてあるのをみたってちっとも心動かされませんが(きれいごとにしか感じられない)これは実体験ですからね。
確かにおかしいのは自分一人ではないと思える。
なんていうかもし自分がおかしくなっても(なりたくはないけど)こうすれば大丈夫っていう 予備知識があると安心。

まともにその予兆がなくてもいきなり起こるのが精神病。
パニック障害なんて健常者でもいつ発症するかわからないものですもの。
不安なことは知っておくといいかと思います。
私には良い本です。
もし、ちょっと不安を感じていたら読んでみてはいかがですか?
面白く書かれてるので、暗さはないですよ!