クラインの壷 岡嶋二人 

 

岡嶋 二人 / 新潮社(1993/01)
Amazonランキング:19,481位
Amazonおすすめ度:


主人公の男性はあるゲーム会社のソフト開発にたずさわることになる。 ゲームのタイトルは「クラインの壷」。それは全身で体感する、バーチャルリアリティーのゲームだった。五感すべてに訴えかけてくるリアルさ。主人公は休憩をはさみつつ、ゲームを楽しんでいくのですが・・・ゲーム会社の陰謀に巻き込まれていきます。 彼は無事にゲーム会社の魔の手から逃れることができるのか?

手に汗握る場面の数々。
そして・・・
衝撃のラストが用意されています。

私がこの作品を読んだ時、ラストにびっくりしたのでした。
クラインの壷、クラインの壷・・・・・そうだったのかぁ!ですよ。
うう、いいたいけどいえない。

いや、こういう設定わりとあると思うんですけど。
この作品は結構古いですし、有名ですし、もしかしたらこの作品に触発されてできた話かもしれません。

読んでない人はわかんないですよね。
この文章・・・。
いやいや、でも!
読んで欲しいです。

この作家さんは井上夢人さんと徳山諄一さんとの合作ペンネームです。
もう解散(っていうのかな?)されてて、バラバラで活動されています。
岡嶋二人氏の作品は本格多いです。
「チョコレートゲーム」や軽いのなら「何でも屋大蔵でございます」なんかが面白いんじゃないでしょうか。