MASTER KEATON(全18巻) 浦沢直樹×勝鹿北星 

 

勝鹿 北星, 浦沢 直樹 / 小学館(1988/11)
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平賀=キートン・太一は大学で考古学の講師をする傍ら、世界最大の保険機構・ロイズの調査員も。ある日、そのロイズから調査依頼が舞い込んだ。ギリシャで転落死した国際的ジャーナリスト、レオン・パパスの保険金受取人に不審な点があるという。ギリシャに飛んだキートンは、パパスが軍隊時代の上官に、ある弱みを握られていたことを突き止める。(第1話)

面白いです。
10年以上前の作品なんですが。
全18巻です。
どうやら、今この本は絶版になりかけているそうなんですが・・・
なんでもこの原作者という勝鹿北星が亡くなり・・・実はこの人が原作書いてないのに著作権料が折半だったらしくて・・・。
まぁそんなわけで、手にいれにくいそうです。
私も古本屋でゲット。
基本的に1話完結で、読みやすいですね。
キートンは、オックスフォード大で考古学を専攻、イギリスの特殊部隊SASの元サバイバル教官で現在は考古学の講師をしながら、保険会社の調査員をするという変わった人物。
見た目は優男で軍隊経験があるようにはみえないが、その技術力、知識の深さははかりしれず。

パッと見冴えない主人公が実はスゴイという話です(笑)
人間的にも出来てるし・・・。
若いのにねぇ。
多分35歳くらい。

見た目や設定等は大分異なるのですが・・・北条司氏の「CITY HUNTER」の冴羽遼を思い起こさせます。
あの作品好きだったんですよね。
なんとなく同じジャンル?
感覚的に(笑)
あの作品が好きだったならこれも楽しめるんじゃないでしょうか?

考古学からサバイバルの知識まで幅広く、いろんな話で飽きさせません。
絶版になるのはもったいないですね。
気になった方はまず、1巻から。