ライオンと魔女 C・S・ルイス 

 

C.S.ルイス, 瀬田 貞二, C.S. Lewis / 岩波書店(2000/06)
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地方の古い屋敷にやってきた4人兄弟が、ある日大きな衣装ダンスに入ると、雪の降り積もる別世界へと続いていました。このナルニア国で、子供達は正義のライオンと共に悪い魔女の軍と戦います。

有名なファンタジー「ナルニア国物語」です。
一度読んで見たかったんですよね。
昨今、「指輪物語」やら「ハリー・ポッター」やら「ハウルの動く城」やらでイギリスファンタジーが盛況ですけれども。
「指輪物語」や「ハリー」が児童書といいつつも結構ややこしくて大人にも難しいと感じさせるのに対してこの「ナルニア国物語」は確かに児童書という感じがしました。
全作を読み進んでいくと時系列としてはこんがらがるような順番のようですが、1作読み終えた感想としては、「子供でも大丈夫」
だって「指輪物語」は難しかったもん〜。あれを子供がすぐに理解できるとは思えないですよ。
素晴らしい作品ですけれど。
これは子供の時に読むほうがより情操教育的によさそうな気がします。
子供の時のほうがもっとダイレクトにメッセージが届くんじゃないでしょうか。
もし自分に子供が生まれたら、ぜひ読ませたい児童書です。

しかし「ハリー」も「ハウル」も「ナルニア」も「指輪物語」のトールキン氏の影響大、とどの本にも書かれてますね。
あらためてトールキン氏の偉大さを思いました。