動物のお医者さん(全12巻) 佐々木倫子 

 

佐々木 倫子 / 白泉社(1989/04)
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西根公輝(通称ハムテル)と友人二階堂昭夫が動物のお医者さんになるまでのお話。
受験の年、H大の構内でアフリカファンの漆原教授に出会い、ハスキー犬を押しつけられたハムテル。しかも「将来獣医になる!」と予言までされ・・・。
ユニークな人物と動物のオンパレードの動物コメディ。

名作です。
そうおもってらっしゃる方はたくさんいると思います。
これが連載されていた当時の「花とゆめ」は傑作が多かったですよね。今もそうかな?
っていうか思いっきり私の思春期で影響大だっただけかもしれませんが(笑)

出てくる人出てくる人みな個性ありまくりです。
アフリカ大好きで大学でもアフリカの扮装する漆原教授とか、血が大好きで人よりテンポが遅く変人の菱沼さんとか変な人たくさん出てきます。
ハムテルも二階堂も普通そうでやっぱ変だし。
面白いです。
文章では伝えきれません(苦笑)

ハスキー犬の名はチョビ。
この名前も有名ですよね?
一時期ハスキー犬が流行ったのはこのマンガの影響とかなんとか・・・。

私の友人の友人(つまり他人ですが)は、これを読んでH大の獣医学部に行ったそうです。
・・・凄いぞ。
読んでない方はぜひ読んでください。
息抜きにぴったりです。
佐々木氏の作品は「おたんこナース」とか「Heaven?」とかいろいろありますが、私はこれが一番面白いと思います。
一応少女マンガですが、特に少女でなくてもおじさんでもOKだと思います(笑)
文庫でも出てますから、気軽に持ち運んで読めますのでぜひ読んでみてください。