ギャングシリーズ 伊坂幸太郎

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。
四人の天才銀行強盗が巻き込まれる事件をハイテンポに描いた都会派サスペンス。
4人の銀行強盗の視点にテンポよく切り替わり、実に読みやすい作品です。
各章の頭に広辞苑をもじった語彙の意味が書かれていますが、そこも読み落としなく。
シャレが効いてて面白い作品です。
会話もテンポが良くて、ぐいぐい引き込まれる感じであっという間に読めてしまいます。

・・・勝手にギャングシリーズとしてしまいましたが(笑)
正式なシリーズ名称ってあるのかしら?

陽気なギャングが地球を回す
陽気なギャングの日常と襲撃