モデルのような長身、端正な顔立ち、隙のない着こなし。 どこかの貴公子のような男、亜愛一郎。 絵に描いたような二枚目だが、行動すれば三枚目。 こける、つまづく、悲鳴をあげる。 何をするにもへっぴり腰で頼りない。 しかし事件の謎をあざやかに解くその頭脳は超一級! ギャップがまた良いのですよね。 随所に言葉遊びがちりばめられた珠玉の短編集です。
■亜愛一郎の狼狽 ■亜愛一郎の転倒 ■亜愛一郎の逃亡