亜愛一郎シリーズ 泡坂妻夫

モデルのような長身、端正な顔立ち、隙のない着こなし。
どこかの貴公子のような男、亜愛一郎。
絵に描いたような二枚目だが、行動すれば三枚目。
こける、つまづく、悲鳴をあげる。
何をするにもへっぴり腰で頼りない。
しかし事件の謎をあざやかに解くその頭脳は超一級!
ギャップがまた良いのですよね。
随所に言葉遊びがちりばめられた珠玉の短編集です。

亜愛一郎の狼狽
亜愛一郎の転倒
亜愛一郎の逃亡