京極堂シリーズ 京極夏彦
「この世には不思議なことなど何もないのだよ」
古本屋・中禅寺秋彦(通称:京極堂)が謎を解くシリーズ。
毎度事件を妖怪に絡めています。
文章の書き手は情緒不安定な作家・関口巽。
これに刑事・木場、探偵・榎木津などが加わり(巻を追うごとにレギュラーメンバーが増えてます)、妖怪退治―憑物落としをしていきます。
妖怪が絡むせいか独特の世界になってます。
■姑獲鳥の夏
■魍魎の匣
■狂骨の夢
■鉄鼠の檻
■絡新婦の理
■塗仏の宴―宴の支度
■塗仏の宴―宴の始末
■陰摩羅鬼の瑕
■邪魅の雫
◇番外編◇
京極堂シリーズの脇役たちの話です。
京極堂シリーズでは謎はすべて憑物落としでなくなりますが、これは謎は謎のまま、妖怪の仕業のままという設定です。
ちょっとパラレルワールドですね。
□百鬼夜行―陰
さらに探偵・榎木津が活躍するシリーズもあります。
■探偵・榎木津シリーズ